海外FXに挑戦してみたいけれど不安を感じているといった方におすすめしたいのが、デモ口座の開設です。そこへ、デモ口座について詳しく知りたい方のために、そもそもデモ口座は他口座と何が違うのか、どういったメリット・デメリットがあるのかについて解説します。
この記事を読むことによってデモ口座の概要や特徴、実際にデモ口座を開設する場合はどういった業者がおすすめなのかなどについてわかるので、ぜひ参考にしてみてください。
デモ口座とは、FXトレードの練習に使える口座のことをいいます。まるでリアルの口座と同じような感覚で取引ができるので、リスクなく取引の練習を始めてみたいと考えた場合に活用可能です。
トレードに使用するリアル口座を使う場合は、あらかじめ入金が必要です。ですが、デモ口座は仮想のお金を使用して取引を行っていくため、実際にデモ口座を利用するにあたり、自己資金を入金する必要はありません。
また、仮に取引に失敗して損失が発生してしまった場合も実際のお金を失うことがないので、安心です。他口座とは異なり、資金面について言えば全くのノーリスクで始められます。
海外FXでデモ口座を開設して取引を行っていくことにより、さまざまなメリットがあります。代表的なメリットについて3つ解説します。
お金の心配をすることなく、無料でトレードの練習ができるのは非常に大きなメリットです。海外FXに挑戦しようとしている方の多くは、ある程度FX取引について知識を深めていることでしょう。
ですが、実際に取引を行ってみたところ、想定していたのと全く異なる動きをして戸惑ってしまうようなこともあります。FX取引は、実際に自身で行ってみなければわからない部分が多いです。
自己資金を使って取引をすると訳がわからないうちに損失が大きくなってしまうことがありますが、デモ口座でのトレードであればそういった心配もありません。
他口座とは異なり即時開設が可能であることから、トレードの練習をしたいと考えたタイミングですぐに行動に移せるのもメリットです。
開設するデモ口座によっては、MT4が使用可能です。MT4とは、世界的に有名な取引ツールのことをいいます。国内のMT4とは異なり、海外FXでは取引時間が海外仕様になっているほか、表記が英語になっているものもあるので、デモ口座で慣れておきましょう。
MT4に対応しているFX会社を選択し、MT4をダウンロードして利用していく形です。
MT4の利用期限は選択するFX業者によって異なります。例えば、リアル口座を保有していなければデモ口座開設から30日間しか利用できないものなどもあります。
FXにおいてできるだけ利益を伸ばし、損失を小さくするために欠かせないのが知識の積み重ねです。実際にFX取引を行っていくことによって知識のインプットができます。
知識をインプットしようにも自己資金で取引を行うとなると、大きな損失を出してしまった際に継続できません。デモ口座であればそういった心配がないのがメリットです。
デモ口座を利用するにあたり、基本的にデメリットはありません。あえて言うのであれば、デモ口座で十分経験を積んだからといって、必ずしもに本番で利益につながるとはいえない点です。
また、初めからリアル口座で取引をするのと比較すれば気持ちに余裕が生まれますが、実際に取引をしないとなかなかメンタル面は鍛えられません。資金が増えたときの喜びや減った時の悲しみをデモ口座で味わうのは難しいのはデメリットだといえるでしょう。
デモ口座を開設して活用していく際には、いくつかポイントがあります。将来的にリアル口座で取引を行っていくため、以下の準備をしておきましょう。
デモ口座を活用する大きな目的は、実際の本番に備えるためなので、本番を意識したトレードを行うことが重要です。適当に取引をしてしまうのではなく、デモ口座上の資金を自分の自己資金と考え、できるだけ減らさないように、増やせるように慎重に取引を行っていく必要があります。
何となく感覚で適当に取引を行ったとしても、トレードスキルは身に付きません。デモ口座を利用する意味がないとも言えるので、注意が必要です。
どの程度で損切りするのかについてあらかじめ明確にしておき、デモ口座の取引でもそれを守りましょう。
損切りとは、損失を防ぐため、あらかじめ設定しておいた一定の水準に達した段階で決済する方法のことをいいます。損切りを適切に行うことにより、被害拡大を防げます。
デモ口座で使用するのは自己資金ではないといっても、損切りは必要です。リアルに損切りする際の練習につながります。
デモ口座はいつまでも利用できるものではありません。選択するFX業者によって違いはあるものの、数ヶ月間程度しか利用できないものもあるので、確認が必要です。
利用できるのは「口座を開設してから○日以内」「最終ログインより○日」などと定められていることがあります。
デモ口座の設定が本番環境と異なることがあります。例えば、デモ口座サーバーの方が軽い、デモ口座でその気にさせるためスペックを上げている、などです。
特にこの2点には注意しておきましょう。
デモ口座は、これからFX取引に挑戦しようと考えている方が快適に利用できるように、リアルのサーバーよりも軽くなっています。そのため、デモ口座では指値で設定した値段で取引ができたものの、リアル口座だと一向に約定されないといったトラブルに見舞われることがあります。
これは、サーバーのスペックを上げることによって新規獲得を目指しているFX業者があるからです。実際の取引ではどのようなスペックが期待できるのかについてはリアル口座で取引してみなければわかりません。事前に口コミ情報などをチェックし、情報収集しておくと良いでしょう。
デモ口座を開設する際、どの海外FX業者を選ぼうか悩んでいるのであれば「Gemforex」または「XMtrading」がおすすめです。それぞれ特徴を解説します。
Gemforexは、2010年に設立されたFX会社です。モーリシャスの金融ライセンスを取得しています。
FX業者の中にはデモ口座とリアル口座で取引条件を変えているところがありますが、Gemforexの場合はどちらも同じです。そのため、実際の取引と似た感覚で約100万円分の仮想マネーを使用したデモトレードができるのが魅力です。
また、GemforexではMT4が利用できます。MT4を利用して感覚を磨いておきたいと考えている方にも向いているでしょう。デモ口座の使用期限は、口座の開設日から180日間となっています。この程度の期間が用意されていれば、忙しい方でも挑戦しやすいのではないでしょうか。
それから、実際にリアル口座を用いた取引を行っていこうと考えた際、Gemforexでは口座開設ボーナスが用意されています。他にも抽選方式の豪華な入金ボーナスなどがあるので、自己資金を抑えるためボーナスを重視してFX業者を選びたいと考えている方にも向いているでしょう。
XMtradingは、2009年に設立されたFX会社で、セーシェル証券ディーラーライセンスを取得しています。日本語のサポートが充実しているため、実際に取引を始めた際にわからないことなどがあった際に丁寧なサポートが受けられるのが魅力です。
また、入出金のスピードが速いことでも知られているFX業者といえます。
デモ口座では、1,000円~500万円の範囲内で使用する仮想マネーを選択できるのが特徴です。最終ログインから90日を経過してしまうとデモ口座の利用はできませんが、使用期限は定められていません。そのため、思う存分デモ口座での取引を経験してからリアルの取引に移行したいと考えている場合に向いています。
ただ、取引条件がリアル口座と異なる点には注意が必要です。
いかがだったでしょうか。海外FXにおけるデモ口座の特徴やメリット、デメリットなどについて解説しました。どのような使い方をしていけば良いのかなどがご理解いただけたかと思います。
実際の取引感覚をつかむのにも活用してみましょう。
当サイトでは、これから海外FXに取り組んでいきたいと考えているFX初心者・中級者のため、お役立ち情報を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。