日本国内のFXと海外FXの比較

海外FX業者が行うNDD方式とは?DD方式との違いも解説!

FXの注文方式には、DD方式とNDD方式があります。両者の違いを理解していなくてもトレードは行えますが、取引に一定の影響を与えることがあるため特徴を押さえておくことをおすすめします。
例えば、トレーダーにとって有利な事業者を選びやすくなるなどが考えられるでしょう。
この記事では、両方式の概要、それぞれのメリット・デメリットなどを詳しく解説しています。海外FXを始める前に確認してみてください。

DD方式とは?

主に国内FX業者が採用している注文方式です。

「DD」は「Dealing Desk」を意味しており、ここでいう「Dealing Desk」はFX業者のディーラーを指します。つまり、トレーダーとFX業者のディーラーが取引を行う方式が該当します。

DD方式の特徴は、FX業者のディーラーの判断でカバー取引を行うことです。
カバー取引は、為替変動のリスクをコントロールするため、トレーダーから受けた注文と同じ注文またはよく似た注文を銀行などへ出すことといえます。

カバー取引を行うタイミングはケースで異なります。
また、ディーラーの判断でカバー取引を行わないことも考えられます。
本方式の主なメリットとデメリットは次の通りです。

DD方式イメージ

メリット

レートが安定している

代表的なメリットのひとつとして、レートが安定しやすいことがあげられます。ここでいうレートの安定は、スプレッドの広がり方を指します。つまり、スプレッドが広がりにくい点が魅力です。

例えば、本方式を採用している国内FX業者は、ドル円においてスプレッド0.1~0.3銭程度の原則固定を採用しています。一部の例外を除き、スプレッドが拡大・縮小することはありません。
したがって、取引にかかるコストを把握しやすいといえます。この点は、トレーダーにとって大きなメリットになりえます。

スプレッドが狭い

同様に、スプレッドの幅も狭い傾向があります。前述の通り、一般的な国内FX業者は、ドル円においてスプレッド0.1銭(原則固定)などを採用しています。
スプレッドを狭くできる理由は、トレーダーの注文をFX業者のディーラーが処理しているからです。したがって、FX業者は異なるトレーダーが出した反対の注文(例えば、130.00円でUSD/JPYを売る、130.00円でUSD/JPYを買う)を自社内で成立させることができます(これをマリーといいます)。この場合、インターバンク市場へ支払う手数料がかかりません。

つまり、スプレッド分を自社の利益として確保できます。マリーによっても収益を得られるため、スプレッドを狭くすることができるのです。

ボーナスが豪華

ボーナスの内容が充実している点も特徴としてあげられます。
例えば、口座開設だけで数万円相当のトレーディングチケットを付与している事業者も存在します。豪華なボーナスを用意できる理由は、収益性が高いからといえるでしょう。

前述の通りマリーによりスプレッドp分を自社の利益とすることができます。また、トレーダーの注文をインターバンク市場へ流さず、発生した損失を自社の利益とすることも可能です。
原資を確保しやすいためボーナスの内容が充実しているのです。

デメリット

スキャルピングが出来ない

超短期取引スタイルに分類されるスキャルピングは基本的に行えません。
数秒から数分のサイクルで取引を繰り返すため、FX業者のディーラーが介在するとカバー取引が間に合わない恐れがあるからです。カバー取引が間に合わないと、FX業者に巨額の損失が生じることも考えられます(=トレーダーが大きな利益をあげた場合)。自社で取引のリスクをコントロールできないため、本方式を採用している事業者のほとんどはスキャルピングを禁止しています。

透明性が低い

トレーダーの出した注文が、どのように処理されているかわからない点もデメリットとしてあげられます。

FX業者のディーラーが注文に関わるため、取引の透明性は低くなってしまいます。具体的には、インターバンク市場へカバー注文を出すほか、トレーダーの注文を呑んでしまう、異なるトレーダーの注文と相殺するなどが考えられます。
また、トレーダーの利益とFX業者の利益が相反するため、トレーダーにとって不利な操作を行われる可能性も排除できません。

スリッページが起こる可能性もある

不利な操作の例としてあげられるのがスリッページです。スリッページは、注文レートと約定レートの差を意味します。FX業者のディーラーが取引に関わる本方式では、何かしらの理由でレート変更が行われてスリッページが発生することも考えられます。注文レートと約定レートが異なると、狙った利益を確保できないことや損失が拡大してしまうことが考えられるでしょう。

約定拒否がおこることがある

同様に、約定拒否も不利な取引の例としてあげられます。本方式は、基本的にトレーダーの利益がFX業者の損失になる仕組みです。

したがって、FX業者の損失が大きくなる場合、意図的に約定拒否される恐れがあります。取引の結果に大きく関わるため、気を付けたいデメリットのひとつです。

「のみ行為」との関係性

FX業者のディーラーが取引に介在する本方式では、トレーダーの注文を取り次がずFX業者が抱えてしまうことがあります。これを「のみ行為」といいます。

一般的に、のみ行為はトレーダーにとって不利といわれていますが必ずしもそうとはいえません。取引の結果は、のみ行為の有無ではなく相場の動向で決まるからです。
ただし、取引にFX業者が介在するため、レートを不正に操作されたり約定を意図的に拒否されたりする可能性は排除できません。

取引がブラックボックス化してしまう点は、本方式で最も注意したいポイントといえます。

NDD方式とは?

主に、海外FX業者が採用している注文方式です。「NDD」は「Non Dealing Desk」を意味します。つまり、取引にFX業者のディーラーが関わらない方式を指します。FX業者は注文をインターバンク市場へ取り次ぐ仲介業者のような役割を果たします。NDD方式の主なメリットとデメリットは次の通りです。

NDD方式イメージ

メリット

取引条件が豊富

トレーダーの注文をそのままインターバンク市場へ流すため取引条件は豊富です。

本方式を採用している多くの事業者が、スキャルピングやEA(自動売買)などを認めています。カバー取引が間に合わないなどを心配しなくてよいからです。
自身の取引スタイルを大切にしたい方でも満足しやすいと考えられます。

トレーダー有利

取引にFX業者のディーラーが関わらないため、レートを不正に操作されるなどの恐れはありません。

また、本方式を採用している事業者は、契約している複数の銀行などから提示されたレートの中で最もメリットのあるレートをトレーダーに提示します。したがって、トレーダーは有利な条件で取引が可能です。

透明性が高い

FX業者のディーラーによる不当な介入を心配しなくてよい点も魅力です。トレーダーがインターバンク市場で取引を行う仕組みとなっているため、何かしらの意図をもってスリッページが発生することや約定を拒否されることはありません。

FX業者の主な収益源が手数料となっている点もポイントです。 本方式を採用している事業者は、自社の利益を上げるため取引しやすい環境を整備する傾向があります。

デメリット

一般的にスプレッドが広くなる

本方式を採用している事業者のスプレッドは広くなりやすいといえます。インターバンク市場のスプレッドにFX業者の利益を上乗せしなければならないからです。

また、レートの安定性も低くなる傾向があります。理由としては、FX業者にレートを決める裁量はないためです。

DD方式とNDD方式の違い

DD方式とNDD方式の主な違いをまとめると次のようになります。

収益源

基本的な違いとして収益源があげられます。前者の主な収益源は、マリーにより浮いたスプレッド、あるいはのみ行為によるトレーダーの損失と考えられています。後者の主な収益源は取引にかかる手数料です。

前者はトレーダーの利益とかかわっていますが、後者はトレーダーの利益とかかわっていません。以上の違いが取引コストや透明性などに影響を与えます。

取引コスト

取引にかかるコストは、前者のほうが抑えやすいといえます。マリーなどでも収益を上げられるため、スプレッドを低く抑えられるからです。

参考に、米ドル/円におけるスプレッドの相場を紹介すると、国内事業者は0.1~0.3銭程度、海外事業者は1.0~2.0銭程度となっています。レートの安定性も前者のほうが高いといえます。

取引スタイル

対応している取引スタイルは後者のほうが多様です。超短期間で取引を繰り返すスキャルピングやEA(自動売買)なども行える事業者が多くなっています。

両者の主な違いはカバー取引の方法です。後者はカバー取引を素早く行うため、多様な取引スタイルに対応できる傾向があります。

透明性

透明性の高さも後者のほうが優れています。取引にFX業者のディーラーが関わらないため、不当な操作を行われる恐れは基本的にないといえるでしょう。残念ながら、前者はこの点を排除できません。

FX業者の不利益につながる場合などでは、レートを操作されることや約定を拒否されることも考えられます。

自分に合っている注文方式を選択

いかがでしたでしょうか。FXの注文方式について詳しく解説しました。

一般的にDD方式は取引コストが安くて透明性が低い、NDD方式は取引コストが高くて透明性が高いと考えられています。多少のコストがかかっても、不当な操作を避けたい方は後者を選ぶとよいでしょう。主に海外FX業者が採用しています。

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