「どのボーナスを狙うべきか」というカテゴリーなのですが、今回は、ボーナスを捨てるというお話です。
せっかくもらえるはずのボーナスを捨てるとはどういう意味でしょう。 それは、ボーナスが付与されない口座を開設する、ということです。
各業者で、スプレッドがゼロ、または、限りなくゼロに近いスプレッドになっている口座が用意されている場合があります。
その口座を利用して、超短期トレードをするということなのです。
昼間、仕事をしている場合や、夜寝ている間にロスカットされるのが怖いと思われる方もいることでしょう。
専業のトレーダーのように、一日中パソコンやスマホを見ていられればいいのですが、そうも行きません。
ですから、必ず取引画面を見ていられる時だけ、トレードを行うという人も少なくありません。
それは、夜よりも朝がおすすめです。
朝、少し早起きをしてみてください。
仕事や学校に出かける前の30分くらいを朝活に使ってみませんか?
画面を見ていられるのなら夜でもいいだろうと思われるかもしれませんが、朝のほうがいい理由があります。 それは、日本時間の朝以降、アメリカは夜~夜中に入っていきますので、相場が動きにくいのです。
逆に、日本時間の夜は、アメリカでは、朝、経済が動き出す時間帯なので、もろもろの発表などがあり、相場が動きやすくなっています。 そのため、一般的には朝の方がある程度相場の動きが穏やかなのです。
また、夜にトレードを行うとダラダラと際限なく続けてしまって、寝不足になってしまうというデメリットもあります。
さて、動きだ穏やかなのはいいとして、あまり動かなすぎても利益が取れないため困ります。
スプレッド分以上は動いてくれないと・・・
そこで、スプレッドがゼロの口座を開設することをおすすめします。
スプレッドゼロと言っても、まったくゼロの場合もありますし、若干のスプレッドがある場合もあります。
「ほぼゼロ」というのが正解かもしれません。
ここで注意したいことがあります。
■スプレッドがゼロの口座は、概ね、最小入金額がスタンダードな口座よりも多い場合が多いです。
■取引ごとに手数料がかかる場合があります。
■ボーナスが受け取れない場合があります。
■EAやミラートレードが使えない場合があります。
業社によってまちまちですが、スタンダード口座に比べて何かを捨てなくてはならないことが多いのです。
まずは、各社のスプレッドゼロの口座のスペックを見てみましょう。
業社 | スタンダードな口座 | スプレッドゼロの口座 |
GEMFOREX | オールインワン口座 |
ガチゼロ口座 |
最小入金額 | 100円($1) | 5,000円($50) |
最大レバレッジ | 1000倍 | 1000倍 |
ドル円 スプレッド |
1.2pips~ | 対象の14通貨ペア 0.0pips固定 |
手数料 | 無料 | 無料 |
入金ボーナス | 可能 | 不可 |
その他 | EA、ミラートレード可 | EA、ミラートレード不可 |
XM | スタンダード口座 |
ゼロ口座 |
最小入金額 | $5 | $100 |
最大レバレッジ | 888倍 | 500倍 |
ドル円 スプレッド |
1pip~ |
0pips~ |
手数料 | 無料 | 1取引 $5/lot |
入金ボーナス | 可能 | 不可 |
FBS | スタンダード口座 |
ゼロスプレッド口座/ECN口座 |
最小入金額 | $100 | $500/$1000 |
最大レバレッジ | 3000倍 | 3000倍/500倍 |
ドル円 スプレッド |
0.5pip~ |
0pips~/-1pip~ |
手数料 | 無料 | 1取引1lotあたり $20 /1取引 1lotあたり$6 |
入金ボーナス | 可能 | 可能/可能 |
TitanFX | スタンダード口座 |
ブレード口座 |
最小入金額 | $200 | $200 |
最大レバレッジ | 500倍 | 500倍 |
ドル円 スプレッド |
1.2pips | 0.0pips~ |
手数料 | 無料 | $3.5/lot |
朝活は、スキャルピング(超短期トレード)を行いますから、薄利多売の勝負となります。
そのため、1回当たりの手数料が大きいと、スプレッドがゼロの意味がなくなってしまいます。
そこで、できるだけ手数料が少ないということを優先させたほうがいいのです。
GEMFOREXが2022年7月にリリースしたガチゼロ口座は対象14通貨ペアのスプレッドがゼロpips固定、最低入金額5,000円、手数料が無料というのは非常に魅力的です。
ただし、ボーナスは受け取れませんし、EAも使えません。
しかし、それをもってしても、朝活のスキャルピングを行うにはとてもいい条件が揃っていますので、第一候補に入れたいところです。
最低入金額は$100なので、気軽に始めることができます。
ただし、手数料が1ロットあたり$5かかります。往復で$10ですので、注意が必要です。
FBSよりは手数料が安いもののGEMFOREXの無料と比べるとどうしても見劣りしてしまいます。
入金ボーナスは受け取ることができません。
最低入金額もそこそこですが、手数料がとても高いです。
この手数料であれば、スプレッドが低いことのメリットがあまりないように思われます。
TitanFXはもともとボーナスがないので、ボーナスがないというデメリットは考えなくてもよいでしょう。
手数料は1ロットあたり$3.5ですので、GEMFOREXの無料についで条件はいいことになります。
GEMFOREXは手数料無料であることの他に、もう一つのメリットがあります。
それは、両建てです。
両建てを行うには、スプレッドが狭ければ狭いほうがいいのですが、GEMFOREXのノースプレッド口座ではスプレッドが狭く手数料も無料であるため、両建てが行いやすいのです。
しかし、GEMFOREXには、それよりも大きなメリットがあります。
それは、ロングもショートもプラスのスワップになっている通貨ペアがあるのです。
GEMFOREXのスワップポイント
(1lot=10万通貨あたり)
通貨 | ロング (買い建て) |
ショート (売り建て) |
---|---|---|
USD/JPY |
0.21300(※1) | 0.28700(※1) |
EUR/USD (スプレッド1.2) |
0.24700 | 0.25300 |
USDHKD (スプレッド15) |
0.90000 | 1.48000 |
USD/ZAR (スプレッド16) |
1.00000 | 1.21000 |
GEMFOREXのノースプレッド口座を開設して、 あるポジションでは、両建てでスワップポイントを貯めて、別のポジションで朝活をするというのも一つの方法です。
ボーナスを捨ててでも、GEMFOREXのノースプレッド口座を利用する価値は大いにあると言えます。