【初心者必見】海外FXに挑戦!口座開設から業者の選び方まで徹底解説

【初心者必見】海外FXに挑戦!口座開設から業者の選び方まで徹底解説

FXは「Foreign Exchange(外国為替)」の略語であり、外国為替証拠金取引を意味する言葉です。「証拠金取引」というニュアンスで使われる場合も多く、外国為替以外の金融商品に対しても「ビットコインFX」などとして使用される場合があります。

この記事では、FXはどのような取引なのかを紹介しながら、初心者の方にも始めやすい海外FX業者と、口座の開設から選び方、注意したいポイントまでをまとめています。これからFXにチャレンジしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

そもそもFXとは?

FXとは本来外国為替を意味しますが、正確には「Margin Foreign Exchange Trading」となり、「外国為替証拠金(保証金)取引」つまり「証拠金(保証金)を担保に、外国為替などを取引する」という取引方法を意味しています。

外国為替の証拠金取引とは、日本とアメリカのように2つの国でそれぞれ使われている通貨を売買することです。日本円をアメリカドルに、アメリカドルを日本円に交換し、取引時点での相場を利用して為替差益から利益を得る仕組みです。

たとえば、1ドルが120円の時にドルを買っておき、150円の時に売ると30円の儲けが出ます。このとき、FXは通貨の価格差を利用して利益を出していきます。

証拠金(保証金)取引では、てこの原理である「レバレッジ(取引額が証拠金の何倍かを示した数字)」をかけての取引ができます。預け入れた証拠金を使ってそれ以上のポジションを建てられるという意味で、10万円の資金を使って20倍の取引を行う場合は、200万円分の取引ができることになります。

海外のFX取引所では、1000倍の取引が認められているところもあります。10万円の資金で1000倍のレバレッジをかけるケースでは、1億円分ものポジションが一度に建てられます。動くお金が大きいとハイリスク・ハイリターンになりやすいため注意が必要です。

預け入れる証拠金(保証金)は、買ったことを保証するためのお金です。貯蓄用口座への預け入れとは性質が異なるお金であり、建てたポジションが大きいほどリスクが大きくなる点を押さえておきましょう。

FXでは、損失を抑えるためにロスカットと呼ばれる機能が付いています。国内・海外に関わらずどの取引所でも、FXにおいては損失が一定水準に達した場合に自動決済を行い、損失額を確定させて取引を終了させるロスカットが発動します。

1ドルが130円で買い、135円で売りを行う場合5円分の差額が利益になります。20万円の証拠金取引でレバレッジが5倍の場合は5万円、10倍の場合は10万円の利益が得られますが、反対に125円まで円高になってしまった場合は5万円・10万円分の損失が発生します。

FXではレバレッジが大きくなるほど損失が膨らむ点に注意し、ロスカットが発動しないように「証拠金維持率」を考慮しながら取引を続けなくてはなりません。

証拠金維持率の計算方法は、新規建てに必要となる「必要証拠金」と、預け入れ分から評価損益を加減した「有効証拠金」の2種類について、有効証拠金÷必要証拠金で求められます。

初心者におすすめの海外FX業者3選

次に、初心者でも始めやすいおすすめの海外FX業者についてみていきましょう。

業者②XM

XM(XM Trading)は、F1チーム「スクーデリア・アルファタウリ」のオフィシャルパートナーを務める世界的なサービスです。2009年に設立された取引所は日本国内からの利用も可能です。口座開設後は「XMTrading MT4」と「MT5」アプリを通じて、スマートフォンやタブレットからも取引が行えます。

サイトはパソコンとスマートフォンにそれぞれ対応し、24時間利用可能。サポートとして日本語でのライブチャットが利用できます。口座開設ボーナスを利用して取引が行えるほか、初めての方はデモ口座を先に使い始めることもできます。

FX業者側から提示されるレートの約定を拒否して再提示する「リクオート(Requote)」を行わない即時執行タイプの取引が可能で、マイナス残高リセットシステムの適用により、口座残高以上の損失が発生しない仕組みも魅力的です。

取引所ではレバレッジ最大1000倍、入出金手数料は無料。FX・仮想通貨・コモディティ・株価指数・貴金属・エネルギーがそれぞれ取引できます。季節ごとのイベントで配布されるボーナスや招待制ボーナスも充実しており、資金は口座に即時反映されます。

業者①FXGT

FXGT(エフエックスジーティ)は仮想通貨にも強い海外FX業者です。口座開設は簡単。フォーム入力と、あとは本人確認書類をそろえて登録するとボーナスがもらえます。

FXGTの取引を始めるための手順は、以下の4つの段階から成り立っています。「登録とメール認証」に始まり、「口座開設と本人確認」のステップを踏みます。次に、FXGTチームの審査と承認を待つ段階に移り、最終的には「取引の開始」という段階に進むことになります。

FXGTの口座を開設する際に留意すべき事項には、いくつかの要点があります。まず、登録後の30日以内に本人確認手続きを完了しないと、設定されたボーナスが消失してしまう点に留意が必要です。さらに、口座を90日間放置した場合、手数料が発生することに注意が必要です。

1000倍までのレバレッジが魅力的。CFD・株式指数・エネルギー・暗号資産に対応しています。

業者③IS6FX

IS6FX(アイエスシックス・FX)は、世界中にサービスを展開するFX会社です。元GMOグループ所属(GMOグローバルサイン グローバル・バイスプレジデント)のCEOが代表を勤めており、日本国内からはクレジットカード決済・国内銀行送金・仮想通貨送金にそれぞれ対応。初心者にもわかりやすいFXサービスを提供しています。

サイトはMT4・MT5にそれぞれ対応し、パソコン・スマートフォン・タブレットから24時間利用できます(スプレッドの広がりによる損失阻止のために、FXでは数十分程度取引停止時間があります)。4項目の登録のみで口座開設が行えるほか、開設時に付与されるボーナスのみでの取引も可能。問い合わせはフォーム・チャットのそれぞれから行えます。

取引所ではレバレッジ最大1000倍(口座によっては6000倍、仮想通貨のみ取引金額によってレバレッジが変動)、ゼロカットシステムの採用で追証はかかりません。FXのほかに貴金属・株価指数・エネルギー・仮想通貨(180銘柄以上)が取引可能です。

デモ口座の利用も可能で、約定がしやすいNDD(No Dealing Desk)方式で安心感のある取引ができます。

海外FXの始め方【口座開設編】

海外FXを始めるためには、それぞれのサイトで口座開設を行う必要があります。ここからは、口座を開設するための手順について確認していきましょう。

やり方①初心者向けの海外FX業者を選択する

はじめに、初心者向けの海外FX業者を選びます。デモ口座が利用できるところ、入金不要のボーナスで取引ができるところなど、顧客を保護するサービスやサポートが用意されているサイトを選びましょう。

万が一に備えて、質問が気軽に行えるチャットが用意されているFXサービスもおすすめです。サイトが急に使えなくなったり、社会情勢が不安定で相場が急変したりといったトラブルの発生に備えられます。

やり方②海外FXの口座開設ボーナスをもらう

海外FXの魅力のひとつが、口座開設を行った際のボーナスです。開設と同時に5,000円程度の少額から数万円までボーナスが自動的に入金されるため、自己資金がゼロの場合でも取引にチャレンジできます。

デモ取引やボーナスを使わない自己資金のみでの取引も行えますが、初心者のうちはデモ取引のほかに自己資金での取引経験も少しずつ積む必要があります。その場合、口座開設ボーナスは0になってしまっても自己資金ではないので、ダメージを最小限に抑えられます。

やり方③取引ツールをダウンロードする

次に、取引ツールをダウンロードします。取引ツールとは、FXを行ううえで必要となる分析や情報収集に欠かせないものであり、相場全体をチェックする際にも必要なものです。

取引ツールは、パソコンに直接インストールするものとブラウザから起動するタイプのもの、アプリとして配布されているものに分けられます。パソコンインストール型は動作が重く、アプリ型は通信状況に左右される可能性があるため、スムーズに操作できるかどうかを確認しておきましょう。

やり方④まずはデモトレードで練習をする

初心者の方は、デモ口座を使ったデモトレードがおすすめです。実際にどのような方法でトレードが行われるのか、実際のトレード環境と同じように使用します。

デモ口座と本物の口座は個別に開設しなければなりませんが、デモ口座でしっかりとイメージ・トレーニングを行い、雰囲気に慣れつつ相場の見方や分析方法を学んでいきましょう。

やり方⑤実際にリアル口座で取引をする

デモ口座でイメージを掴んだあとは、実際に取引を行ってみましょう。口座開設ボーナスを使って取引を行って利益が出れば、その利益をリアル口座の自己資金にできます。

追証が発生するFXサービスは、証拠金維持率が一定水準を下回ると注意が必要です。海外FXではゼロカットシステムを採用しているところも多いので、FX取引に慣れるまでは、マイナスにならないタイプの口座を利用することをおすすめします。

海外FXの始め方【業者の選び方編】

海外FXを始める際、どのようなポイントに注意して業者を選べば良いのでしょうか。4つの基準について詳しくみていきましょう。

選び方①安全性の高さで選ぶ

海外FX業者は、日本も含めた世界各国にFXサービスを提供しています。顧客の使いやすさを第一に考えている大手の業者から詐欺まがいの事業を行う業者まで幅広く存在しているため、信頼性や安全性の点で会社の特徴やサービス内容を比較してください。

選び方②日本語サポートの内容で選ぶ

日本人向けに、日本語のサポートを行っている業者もあります。日本人スタッフが在籍しており、普段通りの日本語での対話ができるサービスは、万が一トラブルが発生しても頼りやすいため心強い存在といえるでしょう。

選び方③行っているボーナスのキャンペーンで選ぶ

口座開設ボーナスや招待者の人数ごとにボーナスが付与されるキャンペーンは、常に行われているものと期間限定のものとがあります。

数万円ものボーナスが付与されるイベントは、自己資金が低い方におすすめです。業者の信頼性やサポート内容のほかに、キャンペーンの内容もチェックしてみてください。

選び方④取引環境で選ぶ

サービスごとに対応している取引環境もチェックしましょう。パソコン・スマートフォンのどちらで取引を行うのか(両方使う場合も含む)を頭に置いて、それぞれのシステムに対応していることを確認してください。

実際に取引を行う際には、取引ツールとして「MT4(MetaTrader 4)」や「MT5(MetaTrader 5)」が使用されます。海外FXではMT5に対応していないサービスもあるため、確認のうえでツールの使用環境にも注意しましょう。

初心者が海外FXを始める前に知っておくべき注意点

FX始める前に知っておきたい6つのポイントについても確認していきましょう。

注意点①出金拒否されるリスクがある業者も存在する

海外FXの注意点として、「出金拒否」にまず注意が必要です。原因としては業者側の勝手な判断のほかに、キャンペーンなどで配布されたボーナスが出金禁止になっている場合や、ユーザーによる禁止行為(両建てや窓狙いなど)が発覚した場合が考えられます。

送金先(出金先)が間違っていると正しく振り込みが行えないため、出金が拒否される場合もあります。どこに原因があるかわからない場合はサポートチャットやメールフォームから連絡を行いましょう。

注意点②自分の許容量を超えたレバレッジはかけない

海外FXでは高い利益が狙えるレバレッジが魅力です。つい自分自身のレベルを超えて、高い倍率にチャレンジをしてみたくなるものです。

しかし、方法もよくわからないまま高いレバレッジをかけることは無謀です。「入金して取引をしたらすぐに資金が尽きてしまった」といった失敗も少なくありません。

注意点③ゼロカットシステムの有無

海外FXサービスの中には、ゼロカットシステムを用意していないところもあります。

ゼロカットがなければ通常のロスカットと同じく、損失がマイナスに振れたままどんどん含み損が膨らんでしまうおそれがあるため、FX取引に慣れるまではゼロカットを採用しているサービスを利用すると良いでしょう。

注意点④取引でかかる手数料

FXには、「手数料負け」という言葉があります。外国為替取引や仮想通貨など、取引対象に関わらず売値(Bid)と買値(Ask)の差額分がスプレッドと呼ばれる手数料になります。

スプレッドは買値と売値の値の差額分であり、取引にかかるコストそのものとなります。たとえばドル円の購入価格が140円で売却価格が120円の場合、利益を出すためには20円の差額分を上回る必要があるのです。

注意点⑤入出金にはルールがある

入出金にも一定のルールが存在することに注意しましょう。たとえば出金リクエストを出す際に、FX取引口座の登録名義と完全に一致している出金先でなければ出金拒否の対象となります。ローマ字1文字でも不一致であると保留扱いになってしまうため注意が必要です。

さらに、海外FXでは入金方法と同じ手段で出金をしなければならないケースがあります。クレジットカードでの入金を登録・実施した場合は、クレジットカードで出金を申請しましょう。クレジットカードによる出金は、「クレジット決済のキャンセル」として扱うため入金額が出金額の上限になる点にも注意してください。

注意点⑥確定申告が必要な場合もある

海外FXで利益が出ると、金額によっては確定申告の対象となります。FXは株式投資のように特定口座を利用するすべがなく、国内FXのように申告分離課税にすることもできないため、仮想通貨などと同じく総合課税かつ雑所得の扱いになります。

雑所得の税率は一律ではありませんが、最大で55%にもなる累進課税です。繰越控除が受けられず、基本的にその年の利益・損失として計上する点も押さえておきましょう。

海外FXで利益をコンスタントに得られるようになり、雑所得の合計が20万円(または38万円)を超えたときは、確定申告が必要になります。さらに令和4年度分以降からは、雑所得を有している年の前々年度分の雑所得の収入金額がトータルで300万円を超える場合「現金預金取引等関係書類」を保存しなければなりません(※)。

※参照元:国税庁「No.1500 雑所得」
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/1500.htm

信頼のできるサービスでFX取引を始めてみよう

今回はFXの仕組みと海外FXでおすすめの業者、選び方の注意点について紹介しました。トレードは仕組みを理解するだけではなく、実際にデモトレードでイメージを掴みながら、利益と損失やスプレッド・証拠金維持率などについて理解を深める必要があります。

国内・海外それぞれにFX業者があり、さまざまなサービスを展開しています。信頼のできるサービスほど安心感のあるトレードが可能なので、FXに危険なイメージを持っている方は、まず仕組みを安全な方法で理解するところから始めてみてはいかがでしょうか。

当サイトでは、各社のボーナスキャンペーンの情報や、お役立ち情報についてまとめています。海外FXについて理解を深めてから挑戦したいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

   
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