日本国内のFXと海外FXの比較

国内FXと海外FXを比較!それぞれの違いとメリットをチェック

FX取引を行いたいと考えた際、はじめに検討する必要があるのが、国内FXと海外FXのどちらを選択するのかについてです。国内と海外ではさまざまな違いがあります。

自分にはどちらが向いているのかわからず悩んでいる方のため、それぞれの違いやメリットについて解説します。

この記事を読むことによって、国内FX・海外FXがどういったものなのか、自分にはどちらが向いているのかが判断できるようになるので、参考にしてみてください。

国内FXと海外FXの違い

FX取引を行いたいと考えた際、はじめに検討する必要があるのが、国内FXと海外FXのどちらを選択するのかについてです。国内と海外ではさまざまな違いがあります。
自分にはどちらが向いているのかわからず悩んでいる方のため、それぞれの違いやメリットについて解説します。

この記事を読むことによって、国内FX・海外FXがどういったものなのか、自分にはどちらが向いているのかが判断できるようになるので、参考にしてみてください。

国内FXと海外FXの違い一覧表

項目
国内FX
海外FX
レバレッジ
最大25倍
制限がないので400倍~3000倍
ボーナス
口座開設ボーナス、入金ボーナス、損失補填、キャッシュバック、友達紹介などを含めてとても豪華
取引を開始するとボーナスがもらえるケースはあるが条件が厳しく、ボーナスの豪華さは海外にかなわない
追証
あり
ゼロカットシステムを採用している業社が多くその場合追証はなし
ゼロカットシステム
なし
あり
取引リスク
追証があるためリスクは大きい
ゼロカットシステムやボーナスによる自己資金を減らすことでリスクは少ない
スプレッド
狭め
広め
スワップ
多め
少なめ(ただし GEMFOREXのようにロングもショートもプラスのスワップを提供している業者もある)
取引方式
DD方式
NDD方式である場合が多い
プラットフォーム
独自のプラットフォーム採用
MT4やMT5である場合が多い
(各社共通で使える方がトレーダーには好都合)
自動売買
有料であったり、接続できなかったりする
MT4は自動売買に対応しているので使いやすい
ロスカット水準
50~100%
0~20%くらいの場合が多い
信頼性
日本の金融庁の管轄下で信頼性が厚い
海外の金融ライセンスを取得していれば信頼性はあるが、日本の管轄ではない。
ライセンスを取得していないと信頼度は低い
サポート
日本人が対応しているのでわかりやすい
日本人が対応するところであれば〇。
中には、HPさえも日本語対応していないところがあるので、業者を選べば概ね問題はない。
税金
申告分離課税/一律20.315%
総合課税/累進課税(15~55%)
ただし、ハイレバレッジやボーナスを使うことで税金が高くても、利益が多くなるケースがほとんど。
損失繰り越し
3年間
できない
損益計算
申告分離課税の雑所得同士ならOK
総合課税の雑所得同士ならできる
確定申告
給与所得者:年間20万円以上
非給与所得者:年間38万円以上
給与所得者:年間20万円以上
非給与所得者:年間38万円以上

国内FX業者のメリット

何となく「国内FXの方が安心できる」と感じている方もいるのではないでしょうか。国内FX業者を利用するメリットは、以下のとおりです。

メリット①信頼性や安全性が担保されている

信頼性や安全性を重視するのであれば、国内FXが向いています。国内のFX業者は金融庁のライセンスを得て運営しているからです。

金融庁の管轄下にあるため、信頼できます。万が一、FX業者が倒産してしまったような場合も国内FXなら安心です。国内のFXは信託保全によって預けた資金が返金されます。

メリット②取引コストが控えめ

海外と比べると国内FXはスプレッドが狭い特徴を持ちます。そのため、コストを抑えて取引可能です。

メリット③税金が一律

FXで得た為替差益とスワップポイントには税金がかかることになります。先物取引に係る雑所得等に区分されることとなり、国内FXでの税率は一律20.315%です。

海外FXの場合は税率が15~55%の範囲で変動することとなり、利益が大きくなるほど、税金も多くなってしまいます。国内FXであれば、利益が大きくなったからといって税金面で慌てるようなことはありません。

メリット④損失分は確定申告で繰り越せる

国内FXの場合、確定申告の際に損失繰越の控除が受けられます。損失繰越を活用することにより、その年の損失を翌年以降で3年間繰り越せるのが特徴です。

メリット⑤入金・出金がしやすい

国内FX業者であれば、素早い入金・出金が可能です。それから、多くの業者では入出金手数料がかからないのもメリットだといえるでしょう。

海外FX業者の多くはクイック入金・出金が利用できません。そのため、海外銀行送金による送金を行う必要が出てくるため、時間がかかってしまいます。

海外FX業者のメリット

海外FXは、国内FXと比較して実に多くのメリットがあります。代表的なメリットについて解説します。

メリット①ハイレバレッジでの取引が可能

海外FXでは、ハイレバレッジでの取引ができます。これは海外FXならではの魅力ともいえるものであり、最大で3,000倍程度までのレバレッジに対応しているのが特徴です。

国内FXの場合は、最大でも25倍までとなります。レバレッジの倍率が高いということは、少ない資金でも大きな金額の取引が可能であることを意味します。

例えば、自己資金があまり用意できない方の場合、限られた資金で取引をするのは難しいと感じることもあるのではないでしょうか。ですが、例えば1,000倍のレバレッジ取引をすれば、10,000円の元金だったとしても最大で1,000万円の取引が可能になります。

自己資金が少ない方こそハイレバレッジができる海外FXに注目してみましょう。

メリット②ゼロカットシステムがある

レバレッジが高くなればそれだけリスクも高くなりますが、海外FXではゼロカットシステムが採用されています。ゼロカットシステムは、口座残高を超えるような大きな損失が発生した場合、口座残高がマイナスではなく、0になるシステムです。

マイナス分はFX業者が負担してくれるので、ハイレバレッジで勝負をして失敗したとしても借金を背負うことはありません。日本国内のFX業者の場合、ゼロカットシステムは禁止されています。

メリット③ボーナスが豪華

海外FX業者は非常にボーナスが豪華です。口座を開設するだけでもらえる口座開設ボーナスや入金ボーナス、友達紹介ボーナスなど、豊富な種類が用意されています。

高倍率のレバレッジと各種ボーナスを組み合わせれば、少ない自己資金でも大きな取引が可能です。

メリット④MT4・MT5が使える

海外FX業者のほとんどはFX取引ツールであるMT4・MT5に対応しています。自動売買プログラムが利用できるため、忙しい方も取引しやすくなるでしょう。

非常に便利なシステムではありますが、基本的に国内のFX業者では利用できません。

メリット⑤取り扱っている金融商品が豊富

国内FXと比較すると、海外FXの方が多くの金融商品を取り扱っています。取引したい商品があるけれど国内FXでは取り扱っていない場合や、さまざまな選択肢から選びたい方にぴったりです。

メリット⑥取引の透明性が高い

海外FXではFX業者を通すことなく注文後インターバンクに流すNDD方式を採用している業者が多いです。間にFX業者が入るのを防げるため、取引の透明性が高いメリットを持ちます。

国内FXが向いている人と海外FXが向いている人

国内FXと海外FXはそれぞれ特徴が異なり、向いている人も異なります。それぞれどのような人が向いているのかについて解説します。

国内FXが向いている人

国内FXが向いているのは、預け金の安全性を重視したいと考えている方です。日本のFXでは信託保全が徹底されていることもあり、安全性に優れています。

それから、できるだけ速やかに入出金したい方にも向いているでしょう。

また、それほど大きなレバレッジを望んでいない方についても国内FXで間に合うといえます。国内FXのレバレッジは最大25倍であるため、自己資金が多く、レバレッジが小さくても問題ない方向けです。

海外FXが向いている人

海外FXは少ない自己資金デイトレードに挑戦したいと考えている方にぴったりです。レバレッジを高くすれば高額なトレードにも挑戦しやすく、それだけ資産の増え方も大きくなるでしょう。

レバレッジを大きくするほどリスクも増えますが、海外FXではゼロカットシステムによって自己資金以上の負債は負わないことになっているのもポイントです。

リスクを抑えたい方にも向いています。さらにボーナスも用意されているので、うまく活用して大きな取引につなげましょう。

何かとメリットが大きいのは海外FX

国内FXと海外FXの違いやそれぞれのメリットなどについて紹介しました。海外FXは国内FXとは異なり、ハイレバレッジでの取引が可能です。

その他ボーナスなども充実しているので、利用を検討してみてはいかがでしょうか。

当サイトでは、海外FXに関するさまざまな情報を配信しています。おさえておきたいボーナスに関する詳細なども紹介しているので、参考にしてみてください。

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