筆者が、FXを始めた頃、日本国内のFX業者を使っていました。
余曲折はありましたが、そこそこ順調に利益を増やしていくことがてきて、口座残高は1千万円近くになりました。
自己資金はロスカットされそうになるたびに、口座に追加していき、利益は900万円ほどになりました。
ところが、始めてから3年ほどした時、徐々に利益を減らしてしまい、ついに、大暴落の折に追証にやられ、一気に半分以下に減ってしまいました。
なぜ、こんなことになってしまったのか、理由はいくつかあります。
①相場が下落傾向になっても、いつか戻るだろうと、こま目に損切りをしなかった
これについては、初心者あるあるですね。
逆指値や損切りはなんとなく、損したような気持ちになってしまっていましたがその結果、相場が下落傾向から抜け出せずに損失がどんどん膨らんでいったことも何度もありました。
②逆指値を設定していなかったので、夜寝ている間にロスカットされてしまったことも何度もある。
国内の証券会社のロスカットレベルは高いのです。
多くの会社は100%を下回るとロスカットされてしまいます。(海外の場合は0%~50%。20%の会社がもっとも多い)
ですから、ロスカットされやすいのです。
③追証を請求された
「●●ショック」と名付けられるような大暴落が起きると、レートがロスカットレートを飛ばして動いてしまうことがあります。
ロスカットされないと、際限なくどんどん、資産が減っていってしまい、しまいには、証拠金を下回るくらいの損失が出てしまいます。
スイスフランショックの際には、国内業社の個人投資家は平均170万円、最高で数千万円の損失を出した人がいると言われています。((^^ゞ 私もその一人だった)
④自己資金を多く投入しすぎた
初心者の多くはレバレッジを掛けることを怖いと思うんですね。
特にハイレバレッジは自己資金の1000倍程の取引ができてしまうことになりますから、利益が出た時はいいけれど、損失が出た時は再現なく損失が広がるのでは、と不安になりますね。
そこで、レバレッジを掛けずに自己資金をたくさん投入してしまうのです。
これらすべてが、間違っているとある時気がついたのです。
リスクを下げる単純な方法は、
■追証がない業者を使う
■自己資金を減らせる業者を使う
ということに気が付きました。
それで、海外FXを利用してみました。
海外FXであれば、こうした失敗を解消しやすいことがわかったのです・詳しくは下記でお話します。
国内FXの方が安心・安全だと思われているのにはこんなワケがあります。
しかし、その多くが誤解であったり、極論であったり、回避することができる問題であるということをご紹介しておきます。
では、一つずつ検証していきいましょう。
日本人だから国内FXの方が何かと守られている感じありませんか?
じつは、逆なのです。
このサイトでもご紹介していますが、国内FXの取引方式はDD方式が主流、海外FXではNDD方式が主流です。
どう違うかといえば、DD方式はトレーダーの注文を一旦業社が呑んで、都合の悪い注文は約定を遅らせたり、スプレッドを拾げたり、トレーダーに不利な条件を提供する場合があります。
なぜ、そんなことをするかと言うとDD方式ではトレーダーが損をすれば業社が儲かる仕組みになっているのです。
逆に、海外FXで主流のNDD方式は、トレーダーの注文は直接インターバンクへ送られます。
トレーダーが儲かれば業社も儲かる仕組みになっています。
ですから、広告宣伝費をたくさんかけて、トレーダーを集めて、活発に取引してもらうために国内FX業社ではありえないような豪華なボーナスを出したりするのです。
国内FXと海外FXでは税金のシステムが異なります。
もし、日本居住の方が海外FX業者を使う場合の税金についてご紹介します。
海外FXは累進課税なので、利益を上げれば上げるほど、税金が高くなります。
逆に言えば、利益が低ければ税金は安いのです。
まず、利益330万円以下の場合は、国内FXより税金が同じか安なります。
それ以上になると、海外FXの方が少しずつ税金が高くなります。
しかし、よく考えてみてください。
国内FXと海外FXで、同じ証拠金を用意していても、トレードできる金額は雲泥の差です。
例えば、
100,000円の自己資金を投入した場合
国内FX レバレッジ最大25倍では 250万円分の取引ができます。
海外FX レバレッジ最大1000倍では 1億円分の取引ができます。
そもそも取引できる量が異なりますので、仮に税金が高くなったとしても、それでも国内FXよりは手取り利益が多くなるのです。
詳しくはこちらをご覧ください。
国内FXと海外FXを比較すると、例えば国内FXでドル円のスプレッドが0.3 、海外FXでも安めの業社で1.0
くらいからになっています。
しかし、実は海外FXでも、ECN口座(XMでは「XM Zero口座、Hot Forexでは「ゼロスプレッド口座」など、スプレッドがなんと 0.0 pips~と国内と同じかそれより低いスプレッドで提供しています。
ここで、「国内FXの方がスプレッドが低い」説は崩壊しました。
ただ、多くの海外FXでは、スプレッドがゼロの口座は手数料が発生します。
ロスカットレベルが低いというのは、証拠金が何%まで下がったら、強制的にロスカットされてしまうかという水準のことです。
国内FX業社の多くは、ロスカットレベルを100%と設定しています。
しかし、海外FXは一番低い業社で0%、多くは20%ほどになっています。
つまり、それだけ強制的にロスカットされにくいということなのです。
いやいや、それでは、危険だろうと考える国内FX派の方もいると思いますが、もし、もっと早めにロスカットしたい場合は、自分で逆指値を入れておけばいいのです。
海外FXが日本の金融ライセンスを取得しない理由は、レバレッジ規制が「最大25倍」では困るからなのです。
海外FXの魅力の一つはハイレバレッジで取引できること。
確かに、国内FX業社は追証が発生することがあるので、ハイレバレッジで損失を出した場合、大損をする可能性があります。
海外FX業社の場合はゼロカットシステムの採用により、追証が発生しないため、レバレッジを高くして、取引を行っても危険ではないからです。(国内FXは法律上ゼロカットシステムを採用することができません)
ですから、海外FX業社はあえて、日本の金融庁のライセンスを取得はしません。
その代わり、多くの業社が海外の金融ライセンスを取得しています。
ライセンスを持っていない業社の中には詐欺ということもありますので、そこだけ注意しましょう。
海外FXは信託保全がされていないから危ないという人もいます。
これは、業社が倒産した場合、顧客の資金を返還するためのお金が用意されているか?ということです。
海外FXでは、信託保全は義務ではありませんが、ほとんどの会社は、分別管理をしています。分別管理は別の銀行で顧客の資金と同額の資金を確保しているということです。
また、XMのように、保険で個別客には1億円までの補償をカバーできるシステムを整えている業社もあります。
潤沢な資金をもっている業社であれば、倒産の心配も殆どありません。
ただし、(このサイトには載せていませんが)あきらかに詐欺、と思われる業社も中にはありますから、ライセンスの保有、業社の歴史、評判、などをしっかり見極めてから業社を選びましょう。
このサイトでは、そのお手伝いとなる情報をたくさん載せています。
はっきり言って、よくある、ということはありません。
海外FXのスタッフの言葉を参考にすれば、到底受け入れがたい悪質な行為を行ったトレーダーに対して、出金拒否を行ったことがあるようです。
他人名義で口座を作ったり、マネーロンダリングに利用したり、禁止されているトレードを行ったり、悪質な場合に出金拒否や口座凍結されることはあると思います。
が、それは当たり前の事です。
それ以外に、ペナルティを課す方法がありませんし。
要するに、ルールを守ってトレードを行っていれば問題はありません。
ただ、こちらの正当な言い分がある場合など、コミュニケーションが取りやすいように、日本語サポート体制が整っている業社を選ぶことは重要です。
レバレッジが低いということはそれだけ自己資金を使わなくはならないということになります。
例えば、1千万円の買い建てポジションを持っているとします。
■レバレッジ1000倍の場合、必要証拠金は 10,000円(海外FXでは特に規制はありません)
■レバレッジ25倍の場合、必要証拠金は 40万円(国内FXでは最大レバレッジは25倍です)
必要な自己資金が圧倒的に海外FXのほうが少なくて済むのです。
最大レバレッジが高いと、損失が出た場合も大きくなるだろうと、思われますが、仮に、失うとしても、上記の場合海外FXでは10000円、国内FXでは40万円です。
さらに、国内FXでは「追証」発生する可能性もあります。
追証とは、相場急変時などに、設定したロスカットレートが作動せず、損失がどこまでも膨らんでしまう場合があります。
これはバグというよりも、レートの暴騰/暴落が急激な場合に、設定してあるロスカットレートを飛ばしてしまうということなのです。
海外FXはゼロカットシステムがあるため、追証は発生せず、入金した証拠金以上の損害は発生しません。
これが海外FX業者が選ばれる大きな理由の一つです。
話は変わって、ボーナスについて比べてみたいと思います。
ボーナスは国内FX業者でも提供はしています。
それなら、別に海外FXでなくてもよくないか、と、思われる方もいることでしょう。
では、ここで、国内FXと海外FXのボーナスについて比較してみます。
国内FXの会社でボーナス特典が高い会社3社を挙げてみましょう。
こうしてみると、口座開設しただけで受け取れるものではなく、入金をして受け取れるものでもなく、初めて取引をしてキャッシュバックが受けられるという会社が多いですね。
そこが海外FXのボーナスとは異なります。
また、最高キャッシュバック額は高いものの、最高額をもらうためには、5,000万通貨~1憶通貨以上の取引をしなくてはなりません。
この金額はほぼ、大口投資家でないと無理ですね。一般のトレーダー、ましてや初心者の方が取引できる金額ではありません。
ここがネックなのです。
海外FX業者では3,000円~30,000円と幅はあるものの、口座開設時に口座開設ボーナスを提供する業者が少なくありません。
これはクレジット、つまり証拠金として使うことができますが、ボーナス自体は出金はできません。
それでも、レバレッジをかければ、10,000円のボーナスなら約1千万円分の取引が可能となりますから、ありがたいですね。
入金不要で使える口座開設ボーナスは海外FX業者独自のサービスであり、国内FX業者にはありません。
国内FX業者は口座開設ボーナスではなく、一定の条件付きで取引を始めた場合にキャッシュバックをもらえるタイプがほとんどです。
キャッシュバック額は最大10万円~30万円など多いのですが、その条件と言うのがとても厳しくなっています。
最大額を受け取るには5000万~1億通貨もの取引をする必要があり、個人のトレーダー、ましてやFXを始めたばかりの初心者が取引できる金額ではありませんから、ハードルがかなり高いと言えるでしょう。
海外のFX業社は危険と思っている方が未だに一定数います。
なぜ、国内FX業社の方が海外FX業者よりも安全、安心なのか紐解いてもいると、その多くが誤解であることがわかります。
海外FX業者でも、国内FX業者と同等の安全は保たれていますし、ずっと効率よく利益を出すことが可能です。
例えば
国内FXの方が投資家を守ってくれそう。
海外FXは税金が高い。
海外FXはスプレッドが広い。
海外FXはロスカットレベルが低い。
海外FXは日本の金融庁のライセンスを持っていない。
海外FXは信託保全がされていない。
海外FXは出金拒否や口座凍結などがよくある。
国内FXはレバレッジが最大25倍に規制されているので安心。
海外FXを利用してみるとこれらが誤解であることがわかります。
それは、プロのトレーダーの多くが海外FXの口座を利用していることでもよくわかります。
よりリスクを減らし、より多くの利益を得るためには、海外FXを使うほうが効率がいいのです。