海外FXと投資信託のコスト比較

海外FXと投資信託のコスト比較

投資信託とFXにかかるコスト比較一覧

投資と言えば投資信託という方がとても多いのが現状です。

しかし、投資信託は驚くほどコストが多くかかることを知ってますか?
これから投資を始めてみようと思う方のために、FXとの比較をしながら、どんなコストがかかるのかをご紹介します

ここでは、海外FXのGEMFOREXの例と一般的な投資信託の、コストを比較してみます。
まずは一覧表をご覧ください。

海外FXと投資信託にかかるコスト比較一覧
海外FX 投資信託
購入時(FXはポジション保有時) 手数料なし 運用管理費(信託報酬)
保有中 手数料なし(GEMFOREXの場合 全口座で手数なし) 運用管理費(信託報酬)
途中解約時(FXでは決済時) 決済時にスプレッド分が手数料の代わりとなる 信託財産留保額
償還時 手数料なし
入出金手数料 手数料なし
その他隠れたコスト 3か月に1回、取引が行われていない口座に対して1500円ほど発生 売買委託手数料
有価証券取引税
監査費用・保管費用他
税金 利益に対して累進課税が発生 (例:年間利益195~330万円なら20%) ■分配金受け取り時
・分配金の全額に対して税金がかかる ※例外あり。
■解約(譲渡)時
途中換金した際の利益分に税金がかかる
償還時
償還時の利益分に税金がかかる 20.315%
プラス要因 口座開設ボーナス/ 入金ボーナスなどにより、取引量を増やせる/リスクを減らせる

FX・投資信託にかかるコスト詳細

購入時にかかる手数料

FXは手数料なし

FXの場合は、購入というよりポジション保有時ですが、特に手数料はかかりません。

投資信託は販売会社によって、また投信の週類によって手数料あり

投資信託の場合、購入する際に手数料がかかる場合があります。

販売会社によっても異なり、1~3%(税別)くらいとなっています。
販売手数料が無料の「ノーロード投資信託」というものもありますので、販売手数料を押さえたい場合は選択肢の一つに入れるのもよいでしょう。

ただし、ノーロード型の場合は、運用管理費が若干高めになる傾向がありますので、販売手数料だけではなく、手数料全体を見ておく必要があります。

また、販売手数料を購入時ではなく売却時に払うタイプの投資信託もあります。
単位型と追加型では手数料のかかり方が若干異なります。
単位型の場合は、「内枠式」と言い、手数料が募集価格の中に含まれます。

追加型の場合は「外枠式」と言い、手数料は募集価格とは別に一定料がかかります。

※ノーロード型の中にはバックエンドロードと言われる投資信託があります。
この場合手数料は無料ですが、一定の期間の間に解約した場合違約金が取られますので注意が必要です。

<償還乗り換え優遇制度について>
投資信託の償還金で別の投資信託を買う場合、購入手数料が無料になることがあります。

ただしいくつかの条件があります。

・新たに購入する投資信託は償還日まで購入できません。
・新たな投資信託を償還日から一定の期限内にします。
・新たな投資信託は支払われた償還金内で買います(オーバーした場合はその分の購入手数料がかかります)
・償還金の支払いを受けた販売会社で買います。 期間や条件は販売会社によって異なる場合がありますので、確認が必要となります。

保有中にかかる手数料

FXは手数料なし

FXの場合は保有しているというだけで手数料がかかることはありません。

投資信託は運用管理費(信託手数料)がかかる

投資信託の場合、投資信託保有中に運用管理費がかかります。
これは投資信託の運用会社(委託会社)の収入となり、運用代行をしてもらっている代金ということです。

運用管理費は、資産の中から毎日差し引かれますから、その利率の大きさにより、利益が大きく左右されることになります。 購入手数料の高い安いよりも、運用管理費を重視することが大切です。

運用会社は下記のような仕事をしていますので、運用管理費はこれらに対する報酬ということです。

・投資、運用方針を決め、実際に購入する受託銀行へ指示
・企業、市況、経済情勢などをリサーチ、分析 ・投資家への報告書作成
・監督官庁への報告

運用管理費は年率の手数料を日割り計算したものが毎日発生します。
投資信託によって年率が異なりますが、概ね純資産総額の0.5~2%くらいが多くなっています。

例えば1000万円の投資で年率0.5%の運用管理費がかかる場合、0.5÷365=0.00136%の手数料が毎日発生する、(つまり、1年間では5万円の手数料がかかる)ということです。

中には運用管理費が高額な商品もありますが、そうした商品はリターンも大きいですが、リスクも大きい傾向にあります。 運用資産が増えて行くと運用管理費は減って行くものです。

そうでない投資信託もありますが、資産の増加につれて運用管理費が減って行く優良な投資信託を選ぶことが大切です。
運用管理費の目安として年率0.5%くらいまでのものが推奨され、1%を超えるものは要注意とされています。

投資信託ではその他にも費用がかかる

投資信託の運用報告書を見ると、投資信託保有中には、他にも費用がかかっていることがわかります。

その中には監査費用、保管費用、信託事務手数料、売買委託手数料、他があります。

監査費用とは、決算の際に監査法人の監査を受けますがその費用を投資家が分担して負担するもので毎日発生します。
保管費用は投資信託の保管にかかる費用のことです。
売買委託手数料は投資信託が株式などに投資する際に発生する費用ですが、これは実際に投資してみないと金額が決まらないため、事前に数字を明記することができません。

売却(途中解約時)にかかる手数料

海外FXの決済時の手数料はスプレッド

FXの場合は手数料という形ではありませんが、スプレッド分が引かれて、これが手数料と同じ役割を果たし、これが業者の利益をなっています。 FX取引のスプレッドは、外貨両替よりも遥かに小さいので、かなりお得に取引ができます。

外貨両替では例えばドル円では2円程の差がありますが、FX取引では業者にもよりますがGEMFOREXでは1.2銭ほど(ノースプレッド口座では0円~)となっています。

投資信託では2つの手数料がかかる場合がある

信託財産留保額

信託財産留保額とは、投資信託を途中解約する場合にかかる費用です。
一部の投資家が投資信託を解約すれば、その投資信託の資産の一部を売却して解約費用とするため、そのための手数料が発生します。

投資信託を保有している他の投資家に迷惑がかからないように、その手数料を解約する投資家に負担してもらうという仕組みです。 およそ、解約する金額の0.1~1%程度となっていますが、中には無料の投資信託もあります。

解約手数料

多くの投資信託では解約手数料はかかりませんが、一部、かかる場合があります。 投資信託を購入する際には解約手数料がかかるかどうかを確認しておきます。

償還時にかかる手数料

FXには特に償還というものはありません。

投資信託の場合の償還とは、満期のようなものです。 繰上償還と言って、償還日前でも状況が悪化した場合には償還されることもあります。 期限が決まっている投資信託の場合は償還がありますが、償還時には利益に対して税金はかかるものの、手数料はかかりません。

その他の隠れたコスト

その他の隠れたコスト

隠れたコストというとちょっと怪しげに聞こえますが、表立って出てこないコストのことです。

FXでは、口座管理料が発生することも

FXの場合、GEMFOREXを始め、多くの業者では口座管理料が発生することがあります。
GEMFOREXの場合は3か月ごとに、取引が行われていない場合のみ1500円ほど発生しています。

投資信託の場合、購入時には明記できない費用が発生する

投資信託の場合、運用報告書を見ると、購入時には明記してない「その他の費用」というのが発生していることがわかります。

なぜ、購入時に「その他の費用」を明示しないのかと言うと、売買委託手数料などは運用後でないと正確にはわからないからなのです。
一般的に「信託報酬が安い投資信託を選びましょう」と言われていますが、実は、投資信託を選ぶ段階で見えてこない実質コストがとても大切なのです。

信託報酬が安いからと言ってそれだけで判断せずに実質コストを調べておくことも大切です。 ただし、販売資料にはその数字は記載されていませんから、過去の運用報告書などを確認する必要があります。

販売会社のサイトには過去の運用報告書を見ることができる場合もありますので利用してみるとよいでしょう。 ただし、過去の数字がそのまま現在の数字と同じというわけではなく、運用にかかる手数料はその時々の相場によっても異なりますのであくまで参考程度にします。

投資信託のその他の費用とは?

運用中にかかる費用として信託報酬の他に、その他の費用として、売買委託手数料、有価証券取引税、その他(監査費用・保管費用他)などが差し引かれています。

① 売買委託手数料

投資信託が投資する株式などの売買に発生する費用です。
売買するごとに信託財産の中から差し引かれます。これは、投資するたびに異なる数字ですので、事前に数字を明記することができません。

② 有価証券取引税

投資信託の投資先によっては有価証券取引税が発生する場合もあります。 有価証券取引税は新興国に投資する場合に高くなる傾向にあります。

③ 信託事務に必要な諸費用や税金

書類作成や印刷などにかかる費用ですが、投資信託によってはかからない場合もあります。

④ 先物取引、オプション取引などにかかる費用

投資信託によってかからない場合もあります。

⑤ その他(監査費用、保管費用他)

決算のたびに監査法人より監査を受けますが、そのための費用であり、監査法人に支払われるものです。 保管費用とは投資信託の保管にかかる費用であり、海外に投資する場合の方が保管費用が高くなります。

また、場合によっては、受託会社などから一時的に借り入れをした場合の利息など、投資信託によって別途かかる費用が発生する場合もあります。

※この他に費用とは異なりますが、為替ヘッジを行わない投資信託の場合、為替の動向により資産が目減りする場合もありますので、為替ヘッジがある/なしもチェックしておくとよいでしょう。

税金

海外FXであっても、投資信託であっても税金がかかることは当然なのですが、問題はどこに税金がかかるか?なのです。

FXの場合は、利益に対して累進課税がかかる

累進課税とは、利益が多ければ多いほど税率が高くなるという事です。
一例を挙げますと、年間利益195~330万円なら20%の税率となります。

また、損失時の繰り越しができません。

<参考ページ>
海外FXは税金が高くても、税引後利益は国内FXの何十倍にもなる!?

投資信託は要所要所で税金がかかります

一方投資信託の場合税率は、解約時、分配金受け取り時、償還時に発生した利益に一般的には20.315%が課税されます。

また、損失が発生した場合は3年間の繰り越しが可能です。
一般的に20.315%が発生と書きましたが、実は口座によって税率が変わります。

■一般口座

利益を自分で計算して、確定申告を行う必要があります。

ただし、年収が2,000万円以下、投資信託の利益が20万円以下の場合は確定申告を行う必要がありません。(その場合でも5%の住民税については申告が必要)

■特定口座(源泉徴収なし) 

取引会社から年間の損益が届き、その数字を元に利益が20万円より多ければ確定申告を行う必要があります。

ただし、年収が2,000万円以下、投資信託の利益が20万円以下の場合は確定申告を行う必要がありません。(その場合でも5%の住民税については申告が必要)

■特定口座(源泉徴収あり)

確定申告の必要はありませんので手間がかかりません。 ただし、利益が20万円以下であっても自動的に20.315%の税金分が引かれます。

つまり、一般口座や、特定口座では20万円以下の場合は払わなくてもいい所得税はこの口座の場合は所得金額がいくらであっても所得税が引かれるということになりますから注意が必要です。

■NISA口座

確定申告の必要がなく税金がかかりませんが、投資金額は年間120万円までという制限があります。

FXにはボーナスというプラス要因がある

投資と言えば投資信託と思っている方も、これだけ手数料に差があることは知らなかったという方がとても多いのです。

さらに、海外FXの場合、ボーナスを提供している業者がとても多いのが現実です。

口座開設ボーナスを使えば、未入金のままFX体験を行うことが可能です。
GEMFOREXの場合は業界最大級20000円の口座開設ボーナスを提供していますから、これでレバレッジ1000倍なら、なんと2千万円分の取引が自己資金を使うことなくできてしまいます。

また 100%入金ボーナスを使えば、入金額と同額が口座に付与されますから、実質入金額が2倍になるわけです。

その分証拠金が増える事でリスクを下げることができます。

他にも5ロット以上の取引を行った方対象に、1000%入金ボーナスジャックポットという、入金時に行うクジがあります。

これで、最大入金額が10倍になるというもの。

こんなサービスを利用すれば、多少の手数料があってもそれを吹き飛ばすくらいお得に取引ができます。

各社で様々なボーナスを提供していますから、ボーナスの条件を比較してみるといいと思います。

<参考ページ>
GEMFOREX(ゲムフォレックス)の特徴とボーナスキャンペーン詳細

FXの自動売買は人件費をかけることなくプロのトレードが可能

投資信託は投資のプロたちがお客様から預かった資金を運用しているわけですから、人件費がかかります。 その代わり、プロに任せることの安心感の代償とも言えます。

しかし、実際の所、投資信託が元本割れするケースは多々ありますし、必ずしもプロがいい成績を残せるという保証はありません。

一方、FXもプロに任せてのトレードと同等のツールがあります。

それが自動売買です。 特に、ミラートレードはプロのトレードそっくりそのまま、鏡のようにコピーした自動売買祖ストで使い方がとても簡単なものです。

GEMFOREXのミラートレードを使えば、人件費もかかりませんし、手数料もかかりません。200以上の中から自分の投資スタイルに合ったミラートレードを成績を見ながら選ぶことが可能です。

<参考ページ>
プロのトレードをそのまま!設定1クリックの全自動の自動売買「ミラートレード」とは?

相場変動のリスクは、FXでも、投資信託でも株でも不動産投資でも同じことです。
ですが、FXでは人件費がかからない、手数料がほとんどかからない、ボーナスが出るというメリットを考えると素晴らしい投資だと思いませんか?

まとめ

投資というと投資信託を思い浮かべる人が多いと思います。

しかし、投資信託には意外と手数料が多くかかることを知らない人も多くいます。投資のプロたちがお客様から預かった資金を運用するわけですから、人件費がかかっているだけに、様々な場面で様々な手数料がかかるのも当然とも言えます。

一方でFX取引は決済時にスプレッド分の手数料がかかるほか、ほとんどかからないという業者もあります。

ここでは、FXと投資信託のコストの比較をご紹介していますので是非参考にしてください。

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