超高齢化とAI導入による大リストラ時代に必要なのは?

超高齢化とAI導入による大リストラ時代に必要なのは?

人生100年時代、雇用は70歳まで努力義務

厚生労働省は、高齢者の希望により70歳まで就労できる制度を、2021年4月から企業の努力義務とするとしました。

定年後の継続雇用、起業やフリーランスとしての雇用も業務委託などで継続することを企業に求めています。

年金水準の低下や人生100年時代を見据えての制度です。

しかし、大企業であればまだしも、中小企業にとっては、高齢者を雇用するということは、若い世代の人員をこれまでどおり雇用できるかという疑問が湧きます。

つまり、新入社員の人数を抑制するというようなことになれば、就職難時代がやってくるのでしょうか。

AI加速でメガバンクの大リストラに続いて、一般企業も黒字リストラへ

昨年、メガバンク各行は、大リストラ計画を発表しています。

みずほフィナンシャルグループは1万9000人の人員削減を筆頭に。三菱UFJフィナンシャル・グループは9500人の業務量削減、三井住友フィナンシャルグループは4000人分の業務量削減、となっています。
業務削減と言っても事実上のリストラと変わらない内容となりそうです。

AI化が加速することで、不要な仕事が増えてくることが原因です。

実際はAIに携わる人材は足りないくらいなのですが、現在雇用されている人材ではAI化に対応できないというのが現状のようです。

また、メガバンクだけではなく、各企業も黒字ながらにリストラを行うという事態になっています。

これは、デジタル化を見据えてのことだと言われていますが、今後このような傾向はさらに拡大すると思われます

実際に私が関わっている企業でも、AIの動作の不具合を指摘しても、担当者レベルでは誰も解決できる人がいない、つまり使いこなせていないという現状があります。

この先日本はどうなるのか

今のところはまだ、これから起こるであろうことをさまざまなメディアが予想しているに過ぎません。

 

しかしこのままではほぼ確実に予想は的中することになるでしょう。

高齢者は増加し、年金では足りないため70歳まで働く。それどころか、可能であれば80歳までも働く人も増えていくでしょう。実際に年金を受け取る年齢を78歳まで延長せきる制度も導入する可能性もあります。

AI化の加速で若者は職がなくなってくれば、賃金の低い仕事でも受けざるを得なくなります。

そうなると、将来のための貯金もままならない。現在の若者が高齢者になる頃は、年金制度がどこまで機能しているのかも不透明なのです。

現在も投資が推奨されていますが、投資や資産運用、副業といった、給料以外の利益をめざす人が増えていくことでしょう

実際、みずほ銀行では副業を解禁しました。あの固い銀行業界が副業を解禁するというのは、それだけ給料だけでは生活しにくい時代が来るということです。

定年後の「悠々自適」はもはや死語?

以前は60歳で定年になると、退職金と年金とで「悠々自適」の生活が待っていました。 しかし、現在は、退職金制度そのものを廃止する企業が1/5ほどあり、今後も拡大していくことが考えられます。

そもそも、ずっと同じ企業で働き続ける人が減っているため、転職を繰り返せば退職金があってもまんがくはもらえません。

しかも、頼みの年金に至っては、あと30年で年金積立は枯渇、年金支給額は減額になり、現在40代以下の人は、支払い総額より受け取り総額は1千万円以上損することになります。

人生100年ともなると、65歳で定年すればあと35年も生きていくわけです。老後2000万円必要と言われていましたが、実際はそれでは足りないとの指摘もあります

確かに、夫婦で月35万円ほどの生活費が必要と考えると、年金が十数万円出たとしても20万円は赤字になるでしょう。

ところが実際は、月額35万円の中には、不足の時代に陥った時の資金は含まれていません。例えば、病気や災害、自宅の修繕などです。さらに、孫へのプレゼントなどに苦しむ高齢者もいるとか。

もはや、悠々自適という言葉は死語になり、定年後から新たな戦争が始まる、ということでしょうか。

老人ホームが不足

今の所、少子化に歯止めをかけるため保育園の増設が急がれています。確かに保育園がなければ働く女性は子供を産まなくなってしまいます

それだけでなく、私立広告無償化など、子供を育てやすい社会に、と動いています。

しかし、それと同時に、高齢者が増えると、老人ホームが不足していくことになるでしょう。

人生100年時代ともなれば、介護する側が80歳ということも考えられます。そうなるととても介護しきれるものではありませんから、親子で老人ホーム入居ということもありえるでしょう。

現在でも入居待ちと言われている老人ホームは今後ますます不足していくことが考えられます。そうなると、劣悪な環境のホームに入らなければならないという人もいることでしょう。

生活保護は4倍に・老後破産の増加

今後、年金支給額が減少する中で、定年後の生活が長くなるということは、生活困窮者が増えていきます。

DIAOND Onlineの記事によれば「20年後は4倍、高齢者世帯の生活保護は「普通のこと」になる。」さらに「 現在の高齢者世帯の保護率は3%程度だが、2040年頃には10%を超えるだろう。高齢者世帯の生活保護は「普通のこと」になるのだ。」とのこと。

これらに対応するためには、消費税を13%にする必要があるようです。

IMF(国際通貨基金)によれば、日本経済を分析すると、消費税は2030年までに15%に上げる必要があるとのことでした。

もしそうなったら、現役世代の生活はさらに圧迫し、もし、高齢者に手厚いケアをしても、その一方で消費税の値上げによる生活困窮は変わらない。何をどうやっても全員が大変な時代になるということなのです

自分で稼ぐスキルを持っている人が生き残る時代に

その一方で、最近ニョキニョキと頭角を表している人たちがいます。

それは、企業に雇用されていない、フリーランスや個人事業主といったグループに属する人たちです。

ネットを利用したビジネスや投資をすることで、年収1千万あれば富裕層と言われているサラリーマンをよそに、億単位の年収を稼ぐ人も少なありません。

最近では5歳のYou Tuberが20億円を稼いでいるというニュースも出たようですが、これまで考えてもみなかった層が驚くほどの収益を挙げています。

たしか、You Tuberの収益ランキングのトップ10には10歳以下の子供が二人ほど入っていたように思います。

その他にもネットビジネスで利益を上げる人、FXや株で利益を挙げて本業にしてしまう人、彼らの収入は青天井となり、セミリタイアして海外旅行をしながら生活する人までいます。

年収1千万というサラリーマンの壁をいとも簡単に突破してしまい、1千万くらいは月収で稼ぐ人も。

これまで、不安定と疑問視されていたこうした職業の人たちの事を、今や勝ち組とさえ言う人もいます。

年収が億単位であれば、仮に失敗した場合でお当分食べるのには困らないでしょう。また彼らの特長として、現在の事業に失敗しても、すぐに立ち直って再び稼ぎ出す才能があるのです。

海FXならスキルがなくても利益を得られる

最近では、国やメディアがしきりに投資を推奨しているからかもしれないですが、FX投資を行う層が幅広くなってきました。それまでは大半がプロのトレーダー以外では、大学生から専業主婦、シニアにいたるまで、幅広い層が活躍しています。

それは、海外FXが比較的ローリスク、少ない資金でチャレンジすることが可能なので、他の投資に比べるとハードルがぐっと低いからかもしれません。

海外FX業社であればどこでもいいというわけではありませんが、例えばGEMFOREXでは、毎日なんらかのボーナスキャンペーンを行っています。例えば、口座開設すると2万円の証拠金付与、入金すると入金額の100%のボーナス付与、などです。

つまり、業社から付与される証拠金でトレードができるということなのです。株式投資や投資信託ではそういうことはできませんね。

投資におけるリスクとは自己資金を奪われてしまうことです。ですが、海外FXでは、自己資金を極力減らせば、リスクもぐっと減るのです。

国内FX業社には、「追証」というものがあります。これは、相場が荒れた際に、自分で設定したロスカットも、業社が強制的に設定しているロスカットもすっとばされてしまい、負債が蟻地獄のように広がってしまう恐ろしいものです。

海外FXでは、証拠金以上のマイナス分は業社が負担してくれますから、追証はありません。ですからプロとレーダーの多くが海外FXを利用するのでしょう。

と入っても、スキルがなければ、損失を抱えるだけ、と思われる方も多いと思います。そんな方は是非「自動売買」を利用するといいと思います。自動売買には2種類あり、いわゆるEAとミラートレードというものです。

どちらもプロのロジックでトレードを代行するツールではあるのですが、ミラートレードは設定項目がシンプルで、1クリックで設定可能、MT4も必要ないので初心者にも人気です。

最近では、専業主婦が自動売買を使って月数十万円を稼いでいるという話をよく耳にします。専業主婦が稼がない時代は終わるのでしょうか。(もはや専業主婦とは言わないかもしれません。)

GEMFOREXのEA(自動売買)
GEMFOREXのミラートレード

まとめ

人生100年時代、厚労省は雇用は70歳まで努力義務とすると決定しました。 これにより高齢者の雇用が増える分、若い世代の雇用が減り、就職難時代が来る可能性が出てきました。

AI加速でメガバンクの大リストラに続いて、一般企業でも、黒字ながらにリストラを敢行する企業も増えてきました。 この先の日本では、 もはや退職金も出ない企業も増えてきます。

また、転職を繰り返せば、退職金が出てもわずかということになります。 その上、年金まで減額されれば、もはや「悠々自適」生活はなくなるどころか、定年後からが戦争です。

老人ホームは不足、生活保護は4倍に・老後破産も増加していくことが予想され、高齢者にとて厳しい老後となりそうです。 そんな中、自分で稼ぐスキルを持っている人が生き残る時代になるのでしょう。

雇用されていないフリーランスや個人事業主でネットビジネスや投資関連で利益を上げている人が頭角を表してきました。 サラリーマンが年収1千万を目指しているのをよそに、億単位の年収を得ている人も珍しくありません。 

そのような中で、海外FXならスキルがなくても利益を得ることができるので、最近は大学生や専業主婦にも人気です。 業社が提供するボーナスを利用して、少ない資金でチャンレンジすることが可能だからです。

スキルが無い場合でも自動売買を利用することで、プロ同様のトレードができることも魅力です。

海外FX コラム~これが知りたかった!~
   
その他