高金利通貨「トルコリラ」のスワップ狙いはボーナス利用でスプレッド分を補う

高金利通貨とは

現在の日本は超低金利時代です。
ですから、銀行預金をしても、ほとんど利息が付きません。

FXで取引をした場合、その金利差はスワップポイントとなって毎日受け取ることができるのです。

国によっては、かなり金利が高い場合があります。
主に、あまり市場に出回っていない通貨(マイナー通貨)が金利が高い傾向にあり、 例えば、 トルコ メキシコ 南アフリカ などがそれにあたります。

FXは売る人がいて、買うことができるわけなので、市場に出回っている数が少ないと 売れにくく買いにくい場合もあります。

また、値動きも、ドルや円などのメジャー通貨と比べて多少大きめなので、初心者がいきなりトレードするには為替変動リスクが伴いますので 取引をしたい場合は、それなりのやり方で取引するほうが安全です。

各国の政策金利

2019年8月25日現在の各国の政策金利です。
政策金利は、毎月見直されますから、現在の金利が未来永劫続くというわけではありません。

気になる場合は毎月調べると良いでしょう。 証券会社のHPなどに掲載されています。
さて、ここで、金利がとても低き通貨と高い通貨でのトレードをすると、スワップポイントも高くなる傾向にあります。
(2021年4月15日現在)

国名 政策金利 最新発表日
日本 -0.10% 2016/01/29日
アメリカ 0.00% ~0.25% 2020/03/15
ユーロ -0.50%
0.00%
0.25%
2019/09/12
イギリス 0.10% 2020/03/19
カナダ 0.25% 2020/03/27
オーストラリア 0.10% 2020/11/3
ニュージーランド 0.25% 2020/3/6
トルコ 19.00% 2021/3/18
メキシコ 4.00% 2019/6/13
スイス -0.75% 2019/6/13
香港 0.86% 2020/3/16
南アフリカ 3.50% 2020/7/23

日本やヨーロッパ、スイスでは金利がとても低いですね。
トルコ、メキシコ、南アフリカでは高いです。
ですから、この両者の通貨ペアであれば、スワップポイントが高くなりやすいのです。

スワップポイントは、各業者が独自に値を決めていますから、必ずしも金利差=スワップポイントというわけではありません。
同じ通貨ペアでも、業者ごとにスワップポイントは異なるわけです。

スワップポイントが最も高い通貨ペア

私が知っている中で、スワップポイントが最も高い通貨ペアは XMのEURO/TRYです。
2019年7月にトルコは金利を24%から19.75%に引き下げましたが、24%の時は1日、1ロット4,000円円以上のスワップポイントでした。
現在は、それでも4,486円です。

1日で4,486円ということは一ヶ月で13万円以上になります。
スワップポイントだけで、です。

では、1ロット保有するのに、どのくらいの自己資金が必要かと言うと、口座開設ボーナスや入金ボーナスを使えば、5000円ちょっとになります。

なぜ、そんなことになるのかというと、レバレッジを使っているからなんですね。

XMの最大レバレッジは888倍です。
これを最大限使ったと想定した場合です。

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為替変動で損失が出ることもあるのでは?

トルコリラはマイナー通貨なので、ドルや円に比べて多少値動きが荒い面があります。
ですから、中長期保有すると、時には暴落と言われるほど変動がある場合も。

ですから、私は、中長期での保有はおすすめしません。

スワップポイントが付与される時間

スワップポイントが付与されるのは 月曜日~金曜日の、朝6時59分~7時(サマータムは5時59分~6時) です。
ですから、この時間に EURO/TRYをショートで保有しておけばスワップポイントが付きます。

あまり露骨にスワップ目当てだとわかると、ペナルティを食らってもいけませんので、この時間を挟んで30分か1時間程度で手放すと良いでしょう。
相場が下向きになってきた場合(今回はショートポジションなので下向き大歓迎なのです)少し様子を見て為替差益も狙えるのであれば狙っても構いません。

とにかく、早めに手放して、為替変動リスクは追わないようにします。
もし、相場が反対に動いた場合は、すぐに損切りします。
それでも、これだけのスワップがついていれば、損失にはならないと思います。

<参考記事>約5000円の証拠金で1ロットのスワップポイント4,555円を毎日得る方法 

毎週水曜日はスワップポイントが3日分つく

土日のお休みの日の分のスワップポイントは、水曜日にまとめて付与されます。

ですから、土日にポジションをもっていなくてももっていても、水曜日に前払いでスワップポイントを貰えるので、 毎日トレードするのは面倒という方は、水曜日だけでもいいと思います。

スプレッドの広さは、ボーナスで補う

さて、マイナー通貨はメジャー通貨に比べてスプレッドが若干広めである場合があります。 スプレッドが広めということは、保有するときと、決済するときの価格差が出るので、手数楼がゼロでも、スプレッド分支払うことになるわけです。

そこで、利用したいのが、ボーナスです。

XMの場合、口座開設ボーナス3000円、入金ボーナスは100%と20%の2段階、さらに取引に応じたボーナスというのもあります。 ですから、スプレッド分の支払いは、ボーナスで賄うと良いでしょう。

まとめ

「トルコリラ祭り」などと言う人もいますが、7月まで取るリラの金利は24%でした。
最近は19.75%に下がりましたが、それでもまだまだ金利が高いため、スワップポイントを貯める人にとっては非常に嬉しいかぎりです。

ただし、各国の政策金利は変わりますから、今の状況がずっと続くとは限りません。
ですから、チャンスは逃さないようにしたいですね。

スワップポイントは、必ずしも各業者一律ではなく、業社によって設定の値が異なります。

トルコリラなどのマイナー通貨は値動きが激しいときもありますから、オーバーナイトで保有せず、スワップが付与される時間をまたいで30~1時間程度で決済すると良いでしょう。

トルコリラ関連ではEURO/TRYのスワップがダントツトップです。
1ロットあたり1日、4606円(2019/9/5現在)もの金利が付きます。

XMは口座開設ボーナス、金利ボーナス、取引ボーナスとどの場面でもボーナスが付きますから、スプレッドが多少広い分はボーナスで補うと良いでしょう。

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